FF14

FF14 吉田P、経済学者を雇った説 後編

ハウジングの価格設定で炎上した前編からの続きです。

漆黒ではインフレに対して経済のレポートに載せたいくらい上手い対応をします。本職のアドバイスをもらったのかと疑うくらいの発想でした。

それは何かというと「インフレ対策」です。「インフレ対策」をうまく処理したのです。

インフレって何?

「インフレ」を一言で表すと物の値段が高くなることです。

インフレの何が悪いかというと、後続のプレイヤーは物が買えなくなってしまうことです。

わかりやすく漆黒にあった実例を挙げます。

78レベルまでの装備はお店で5万以下で買えるため、プレイヤーが出品するマーケットボードでも5万前後で買える金額となっています。

ところが80レベルのマーケット最高装備(新式装備)は1つ数十万は当たり前、時期によっては数千万ギルと家一軒よりも高額になっていました。

これでは後続のプレイヤーは装備が買えず、高難易度コンテンツに参加することすらできません。

もちろんギル稼ぎをして当たり前というのもゲームの方針としてありです。

ただギャザクラのレベルを上げないとギルは稼ぎづらく、レベルを上げる段階でもギルが必要であり、ハードルが高いというのが当時の現状でした。

一方で頑張って上げたプレイヤーへのご褒美との見方のできるため、私も頑張って上げていました。

インフレ対策でギャザクラ大緩和

フレンドの助けもあり、私のギャザクラレベルがMAXまで上がった頃、運営はギャザクラを大きく緩和しました。

獲得経験値が数倍に増え、レベルMAXまで簡単に上げることができるようになったのです。

その結果はマーケットボードの価格に大きく反映されました。

新式装備が実装されて数時間は数千万ギルだったのが、次の日には数十万、1週間もすると1つ10万前後まで下落。

つまり作り手を増やしたことで、商品の値段が大きく下がったのです。

現実世界と違い、ゲームの世界では材料は大勢が一度に採取できます。

数十人、数百人が同じ場所で同じものを一緒に取ることができるのはゲームならでは。

私も経済学を学んできましたがこの発想は出てこなかった・・・すごいです。

蒼天街復興に合わせて行ったギャザクラ大緩和のおかげで、多くのインフレが緩和されたのでした。

モグモグコレクションで激レアアイテムを配布

ギャザクラが作る物以外もインフレを緩和するように対応しています。

特に顕著なのは取得するのに苦労する激レアアイテムです。

特定のコンテンツで低確率でしか取れないアイテムには数百万・数千万と値段がついていました。

しかし最近ではモグモグコレクションというイベントで配布されることが多くなり、一気に値段が下がりました。

おそらくRMT・BOT業者駆逐も兼ねての取り組みだと思いますがいいやり方だと思います。

ギル回収に高額マウント

最近の経済政策ではギルを回収するために高額のマウントが実装されたことです。

ハウジングでギル回収を考えていたころに比べてかなり穏やかになったと思います。

次は衣装などでギルを回収するようになるのではないかと思います。

( ゚д゚)おしゃれ装備なら買っちゃうんだろうな・・・

まとめ

漆黒では大炎上した新生のころに比べて非常に優れた経済政策を行ってきたことがわかると思います。

今後も良い経済運営をしていただけるとありがたいです。