FF14

FF14 経済考察勢から見るFF14

経済学を独学で学んだ身としてはFF14の経済を見るのも面白いです。

現実世界とFF14の差異を比べてみましょう。

好きな場所、同じ場所で採掘ができる

現実では同じ場所で採掘ができません。

日本企業がアラブに行っても自由に石油を取れませんよね。

一方でFF14ではどこでも自由に採掘ができます。

しかも同じ場所で何百人と一斉に取れます。

現実世界ならおしくらまんじゅうになるところが、FF14では何も問題なく採取できるのです。

そのため極一部のレア素材を除いて、FF14では素材が高騰することはほとんどありません。

物を作る生産設備が安い

現実世界では物を作るには機械や工場が必須であり、銀行などからお金を借りて用意します。

一方、FF14は多少装備を用意すればアイテムを作ることができます。

FF14には銀行はありませんが、必要な額は現実に比べれば微々たるものであるため、

簡単に生産者・供給者になれます。

供給側から見ると物の値段が安くなりやすい(デフレ)

FF14の世界では素材の値段が安く、誰でも生産者になれるため、物の値段が安くなっています。

つまりFF14の経済は供給サイドから見るとデフレなりやすいです世界になっているのです。

プレイヤーは簡単にお金を稼げる

一方の需要サイド、プレイヤー側の方は全く別です。簡単にお金を稼げるようになっています。

理由を下記に箇条書きしました。文章そのままです。

・装備の修理代も安い。

・お金をもらえる遊びが多い。

・チケット制のお金を効率的に稼げるものもある。

そのため1週間で100万稼ぐことも簡単にできます。

プレイヤー(需要)側は金余りなので、インフレになりやすい。

何かのコンテンツに参加するためにお金を払う必要もなく、移動のお金も微々たるものであるため、

プレイヤーはお金が余っている人が多いです。

それゆえプレイヤーの中には「お金は飾り」という人もいたりします。

デフレとインフレが鬩ぎ合っているのがFF14

FF14では生産・供給者が値下がりのデフレ。

プレイヤー・需要者が値上がりのインフレ。

FF414ではインフレとデフレが鬩ぎ合っており、運営は均衡を保つようにしています。

そのおかげかメジャーな商品は均衡を保っています。

一方、均衡が崩れる商品もあります。

性能が落ちて古くなったアイテムは徐々に価格が下がっていき、最終的にはタダ同然の価格になります。

逆に実装されたばかりの簡単に手に入らないアイテムが数千万の高額な値段が付いたりします。

そのように経済学の面からFF14を見ても面白いですよ。