ゼノブレイド2

ゼノブレイド2 ホムラが天の聖杯・第三の剣を教えなかった理由

なぜアデルは天の聖杯・第三の剣を分けて封印したのか?で天の聖杯・第三の剣を封印した理由について考察しました。

ブログの記事を書いた後に、友人からこんな質問がありました。

「なんでホムラは天の聖杯・第三の剣を教えなかったんだろうね」

確かにその通りです。エルピス霊洞の作りや回想シーンからもアデル天の聖杯・第三の剣を封印する際にはホムラは同行しており、詳細な場所から仕掛けまで知っているはずです。

実際に上の画像はホムラを封印した船を沈めている場面であり、アデルの背中には天の聖杯・第三の剣がありません。そのため天の聖杯・第三の剣を封印してからホムラを封印したのは間違いないのです。

さらに天の聖杯・第三の剣が封印されているエルピス霊洞はイヤサキ村のすぐ近くにありましたから、寄り道をすることもできたかもしれません。

もちろんファン・レン・ノルン(カスミ)が同行しているため遠慮したかもしれませんが、話をしていてもおかしくありません。そう思っていましたが、話さなかったのにはちゃんと理由がありました。

今回はホムラがレックス達に天の聖杯・第三の剣について教えなかった理由について考察したいと思います。

ホムラは自分の力・自分の運命を恐れていた

ヒカリは聖杯大戦で力を暴走させてしまい、アルスであるイーラを滅ぼしてしまいました。また同じことを繰り返してしまうのではないかと、自分の力を恐れていました。同じ記憶を持つホムラも同じです。

そしてその力を巡ってシンやメツに狙われており、何度も戦いになりました。そしてレックスにブレイドについて教えてくれた傭兵ヴァンダムも戦いに巻き込まれてなくなっています。

だからイヤサキ村でコルレルおばさんとの会話で「(レックスは)もう誰も失いたくないんだろうね」と聞いたときにヴァンダムのことを思い出し、こうつぶやいたのです。

「私はレックスの側にいない方が良いかもしれませんね」

そしてレックスの側にいると更にレックスは色々な物を失ってしまうと考え、「私が側にいない方がレックスも世界もきっと幸せになれる」と更につぶやいたのです。

自分の力のせいでレックスを不幸にすると考えているのだから、

力の象徴である天の聖杯・第三の剣のことなど言うわけないですよね。

ホムラが言い出さないのだから、セイリュウのじっちゃんも敢えて言わなかったのです。

まとめ ホムラの想いの強さ


ホムラはレックスのことを大切に思っており、レックスのためなら自分すら消し去ろうとします。

レックス達を圧倒したシンですら、その想いの強さに観念して「ホムラを連れ去る代わりにみんなを見逃す」取引に応じたのです。

それほど強い想いがあったのだから、レックスを余計に不幸にする天の聖杯・第三の剣のことを言うわけがなかったのです。