ファイナルファンタジー14ほど、評価が分かれるゲームはないと思います。ただ1つ言えるのは日本語がわかるのにやらないのはもったいないです。
人によって好き嫌い、合う合わないは確実にあるけれど、やってみないとわからないからです。
なので今回はファイナルファンタジー14(略してFF14)を1年以上やった経験から紹介したいと思います。
目次
FF14はオンラインゲーム
元々、ファイナルファンタジーは一人プレイ用のRPGゲームのシリーズ・ブランドであり、FF14はオンラインゲームで2作目にあたります。
オンラインゲームと言うのは、インターネットでつながった世界中の人と一緒に遊ぶゲームのことです。
1人で遊ぶのも面白いのですが、他のプレイヤーと交流することでより一層楽しく遊べるように作られています。
オンラインゲームにありがちな諸々の不安については別の記事にまとめました。読んでくださると嬉しいです。FF14 FF14の最大の特徴は悪質プレイヤーを絶対に許さないこと!
プレイ時期によって評価が分かれる作品
FF14をやっていて気づいたのは、プレイ時期によって相当評価が分かれただろうということです。
例えばFF14を検索すると出てくる「ギスギス」ですが、FF14を1年以上やっていてもほとんど「ギスギス」には遭遇したことないです。でも今でも検索すると間違いなく「ギスギス」のワードが出てきます。
これはFF14を悪く言うためにウソをついているというわけでなく、プレイした時期、ネットに書き込んだ時期が違うため、未だに「ギスギス」が出てくるのです。
別の機会に詳細を書きたいと思いますが、2020年現在では「高難易度コンテンツ」で特定の状況でなければ「ギスギス」はないです。
ゲームの上手い人・苦手な人の両方が楽しめるように考えられている
FF14では難易度を段階的に分けて、上手い人・苦手な人それぞの要望を満たすという点もあります。ただ私が言いたいのは戦闘システムで上手い人・苦手な人がそれぞれ楽しめるように作っているということです。
FF14の戦闘ははアクション要素が強く、敵の攻撃を回避しながら攻撃・回復・防御の技をするようになっています。
そのため敵の攻撃を回避しながら絶え間なく、技を繰り出せる人は上手いプレイヤーと言え、全てを完璧にするのはものすごく難しいです。
苦手な人へのフォロー
一方、苦手な人には簡単な戦闘職の用意と技の強弱によってフォローされています。
戦闘職は複数用意されており、操作難易度には大きな差があります。ネットの説明を読んですぐに理解できる戦闘職もいれば、1年やっても未だに使いこなせない戦闘職もあります。
また技にも強弱があり、たとえ回避に専念して技が出せなかったとしても、強い技だけ出せば、足を引っ張らない程度には楽しむことができます。
もっと言ってしまうと、ストーリーレベルの戦闘であればタンク(囮役)とヒラー(回復役)が1名ずついれば何とかなるようになっているので、ゲームが苦手な人であってもクリアできるようになっています。
これは私がプレイした経験・感想によるもので数値的な裏付けはありません。ただFF14内の知り合いでゲームが苦手な人は多いですが、みんなそれぞれ楽しんでいます。
長時間遊ぶ人・短時間遊ぶ人 それぞれ楽しめるように作られている
何時間でも遊べる膨大なコンテンツ量
FF14では膨大なコンテンツ(遊ぶ内容)があるので、長時間遊びたい人でも楽しめるように作られています。
それこそゲームのプレイ時間の単位が「時間」ではなく「日」となっているので、人によってはFF14に住んでいると言われる人もいるくらいです。
私自身、1年以上プレイし続けていますが、まだまだ遊んでいないコンテンツがあり、全てを遊びつくすのは不可能ではないかと思っていたりします。
FF14は週末のプレイだけでも楽しめる
逆に短時間しか遊べない人はどうなのか?楽しめないのではないか?と思う人も大勢いると思われます。
オンラインゲームというと長時間が必須と思われがちです。過去の名作を見てもTime to Winが多かったのですが、FF14では短時間のプレイでも楽しめるように調整されています。
まずレベルが上がりやすいです。後から始めた人が追いつきやすいように毎日の経験値ボーナスを活かすと、数週間で1つの戦闘職をすぐに上限まで上げることができます。
次に最強装備も高難易度コンテンツに行かなくても取れます。また最強装備が期間ごとに更新され、全員最初からよーいドンで始まりまるので、週末しかプレイできないから装備も弱いままということはないです。
今ではクラフター(アイテムを作る人)も増えており、最強装備よりちょっとだけ下がる装備ですら、売っていたりします。
(注意:FF14では装備にレベルの制限があるため、レベル1では最強装備を使えません!)
戦闘以外にも楽しめるコンテンツがたくさんある
FF14では戦闘以外にも遊べるコンテンツがたくさんあります。そのため戦闘な苦手な人でも居場所がある珍しいオンラインゲームと言えます。
クラフター(物を作る人)・ギャザラー(素材を採取する人)
戦闘をするには武器や防具が必要ですよね。FF14では自分で作ることもできます。さらには友人にプレゼントすることもできます。
知り合いの中には高難易度コンテンツに挑む人に、戦闘で有利になる食事を薬を出して応援する人もいるようです。
最近ではクラフターの高難易度コンテンツとして、高難易度レシピというものが実装されました。詰将棋のような感覚で挑む難しい製作ですのでやりごたえのある高難易度レシピも実装されました。
ハウジング(おしゃれな家を作る)
武器や防具だけでなく、家の家具などもクラフターで作ることができます。
私はハウジングは苦手なのですが、ツイッターなどではとてもおしゃれな家を作る人が大勢います。
ハウジングに正解や終わりはないので、究極のエンドコンテンツという人もいます。
ミラージュプリズム(おしゃれ)・グループポーズ(写真)
FF14では強そうな鎧だけでなく、オシャレな服、かっこいい服も用意されています。
強い装備の見た目をおしゃれな服にして、かっこいい、かわいいキャラクターのまま戦闘することもできます。
そしてそれを簡単に画像として残すことができます。
私はあまりグループポーズを使ったことないのですが、それでも上のようなかっこいい画像を簡単に撮ることができます。
最近ではさらに機能が増したようでエフェクトだけでなく、スタンプなども実装され、Photoshopもびっくりする内容だと聞いたことがあります。
他にも楽器を演奏したり、舞台で踊ったり、演劇をしたり、ミニゲームや麻雀を楽しんだりさまざまなことができるようになっています。サービス当初とは別物のゲームと言ってもいいと思います。
新規の人が遊びやすいよう設計されている
FF14のプロデューサー兼ディレクターの吉田直樹さんは常々「新規の人が入ってこなくなると、そのゲームは衰退する」と仰っています。
そのためFF14では新規の人が入ってきやすいように、かなりレベルが上がりやすくなっています。また2020年8月には新生編の面倒なお使いクエストに手を入れて、必要時間を大幅に削減しました。
また既存のプレイヤーも吉田プロデューサーの意思を尊重しようと、新規のプレイヤーに優しい人が多いです。
私自身、始め直後に親切なプレイヤーに助けられました。
2020年9月現在では「フリートライアル」という無料体験版で蒼天編(クリアまで数十時間以上必要)まで遊べます。
体験版とは言えないくらい長く遊べることができるので、コロナで外出できず、時間がある方も大勢いると思います。ぜひともFF14を遊んでみてください。