ゼノブレイド2

ゼノブレイド2 「シン」キャラクター紹介その1 ネタバレあり

幾度となくレックスの前に立ちはだかるイーラの首魁「シン」。彼はこの物語の過去・現在と多く登場しています。そこから多くのことが読み取れ、彼はゼノブレイド2の裏の主人公と言えるでしょう。

制作陣のムービーの演出・声優:櫻井孝宏さんの好演により非常に奥深い描写がされています。今回はそんなシンについてまとめます。

シンのキャラクター紹介は量が多く、サイトも重くなってしまうため分けて掲載します。

仲間を大事にし、仲間からも絶大な信頼を集めている

シンもマルベーニと同じように世界を破滅させようとする悪役ですが、マルベーニは全く違い、仲間を非常に大切にします。アーケディアのアルスに住む住人ごと戦場に来たマルベーニとは大違いです。そしてシンと同じくらいイーラのメンバーもシンを大切にしています。

6章でヨシツネ・ベンケイ・サタヒコがレックス一行に返り討ちにあい、ジークに捕縛されそうになったとき颯爽と助けに来ています。捕まえようとするジークが悪役になってしまうほどの鮮やかさでした。


ヨシツネ達もシンを探すためにモルスの地へやってきます。モルスの地に行くには分厚い雲海を抜ける必要があり非常に危険ですが、それを承知で助けに来ています。

その主従関係は最後まで続き、9章でシンがレックスに破れた時にはヨシツネ・ベンケイが駆けつけて保護しています。(その時サタヒコは既に・・・)

ヨシツネ達が己の利益のためでなく、シンのために行動しているのがわかるからこそ、最後まで悪い感情を持てなくなっています。

また過去の聖杯大戦の時には敵であったメツであっても、仲間として信頼しあっており、男の友情を感じさせます。

古王国イーラ最強と呼ばれる強さ


シンは古王国イーラでは最強のブレイドと言われており、国宝として保管されるほどでした。

聖杯大戦(イーラ編)では神速の剣術と温度操作する能力を持ち、氷を用いて攻撃してしています。

そしてマンイーターとなってからは素粒子を操ることもできるようになり、ヒカリのデバイスの砲撃すら防ぎ、自身を光速と同じくらいまで早くすることができるようになっています。

その強さはムービーでも圧倒的な強さで表現されています。ヨシツネ・ベンケイ・サタヒコの3人を倒したレックス一行をたった1人で圧倒するのです。
またストーリーボスとしても一番強いです。おそらく低レベルクリアの一番の難所が彼とも戦いになるでしょう。カウンター技も強いですが、1人でドライバーコンボをつなげてくるので、かなりの大ダメージとなります。

私も低レベルプレイをしてみましたが、7章のシンと9章のシンに異常に苦戦しました。

マンイーターとなり、作中では全力が出せていませんが、仮に出せたとしたらプネウマ(ホムラ・ヒカリ)以外では最強と言えるでしょう。

メツさん?彼はニアにボコボコにされてたし・・・

もともとは争いが嫌い

古王国イーラ最強のブレイドと謳われた強さを持ちながらも、料理の方が好きであり、争いごとは嫌いでした。

過去のムービーでもアデルから模擬試合を頼まれますが断っており、争いが嫌いと述べています。それを表現するかのように作中では最低限の殺ししかしていません。

1章のレックスはホムラの聖杯の剣を触ったのが発端です。5章のファン(カスミ)はもともとラウラのブレイドであるにも関わらず、ラウラを殺した仇のマルベーニのブレイドにされていました。

強力なスキルの持ち主であり、今後の障害になることも殺した理由の1つでしょう。しかし最大の理由はシンがファンのコアクリスタルを貫いた時につぶやいた言葉にあります。

「解き放とう その軛から」

ラウラの仇であるマルベーニに支配されているなら、いっそのこと殺して解放させたやろうという情けが最大の理由だと考えられます。だからファンを刺したときの顔は辛そうです。

「シン」キャラクター紹介その2へ続きます。