私が好きになったケームには「尖った」作品が多いと思う。「ゼノブレイド2」もそうだし、「ダンガンロンパ」もそう。好みが分かれる、万人受けしないゲームが多いです。
今回紹介する「閃乱カグラ ESTIVAL VERSUS -少女達の選択-」(カグラEV)もその1つ。どれほど尖っているかは公式発表のジャンルを見れば一目瞭然です。
爆乳ハイパーバトル
http://senrankagura.marv.jp/series/kaguraEV/spec/
ここまでぶっ飛んでいるゲームシリーズはそうそうないと思います。
目次
無双ゲー? キャラゲー? いいえ「カグラゲー」です
公式発表のジャンルでは全くどんなゲームかわからないので説明すると、このゲームのジャンルは「無双ゲーム」と「キャラゲー」が一番近いです。ただ残念ながら敵を倒す爽快感は無双よりも弱いです。
ならこのゲームは何が良いかと言うと、キャラゲーの部分で一切自重がないことです。R18にされても不思議ではありません。
極端なことを言ってしまうとキャラクター達がワイワイガヤガヤするのを見て楽しむゲームです。
むしろやっていて常に思います。どうやってPS4の審査を通したんだろうか?不思議でなりません。
ここまで自重しないゲームは「カグラゲー」と新しいジャンルを作るしかないですね!(錯乱)
過去作未プレイもOK
「閃乱カグラ」シリーズは今作以外にも過去の作品があります。過去作をやらないと人間関係・世界観がわからないということがありますがこのシリーズでは心配無用です。
基本的にキャラクター同士がワイワイガヤガヤ騒ぐのが8割方であり、難しい設定などはあまり出ません。
もちろん「閃乱カグラ」の重い世界観もありますがちゃんと説明されます。最初は思わせぶりなおばあさんにより今作の騒動が発生しますが、終盤になりその意図がわかってきます。
無双よりもアクションは多いんです
キャラクターを選んで雑魚的を倒しながら、最後はボスを倒す。操作はそれほど難しくはありません。忍者ということで壁上りや二段ジャンプと無双よりもできることは多いですが、最悪ボタン連打でもなんとかなります。
ただ無双とは違い、一部の雑魚敵にもハードアーマー(攻撃を受けても怯みにくい)を持っているため、こちらが攻撃を当てても、逆に反撃されることもしばしばです。そのため爽快感が消えてしまっています。
そのため先ほどは無双ゲームより良くないと書きました。しかし勘違いしないでほしいのは名作と比較しているだけであり、決してつまらない訳ではないことです。
無双ゲームは爽快感を重視して、そこに制作資金・時間を使っています。一方カグラEVはキャラゲーの方にかなり力を入れています。
そのめ同じ土俵で比較することが間違っていると言えます。むしろキャラクターのあられもない姿を見るためにこのゲーム部分があるといっても過言ではないかもしれません。
またネットワーク対戦もあります。私はやってないのでなんとも言えませんが、自分の好きなキャラクターを使ってプレイするのが良いのではないでしょうか。
変身!脱衣!ここまでやるか「カグラゲー」は!
祭ヤグラ
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、画像の上部奥に紫色の建物があると思います。これは「祭ヤグラ」と呼ばれ今作ではフィールドに様々なところに設置されています。時には壁走りなどを使って探す必要があります。その数80個あるため結構な数となります。
またそれを破壊することで、キャラクターごとのサイドスートリーを解禁することができます。私は少し探しながらプレイして60個ほど見つけました。ステージ選択でどこのステージに幾つ「祭ヤグラ」が残っているかわかるので、探すのが困難というわけではありません。
変身
セーラームーンとかでも変身シーンはありましたが、このゲームはその辺り一切自重していません。PS4の審査で引っかかる部分は光で隠されていますが、それ以外は丸見えです。
しかも全員コスチュームが違うため、かなりの全員分の変身シーンが用意されています。画像を乗せようか考えました。おそらくネットで引っかからないだろうと思いますが、引っかかったら修正するくらいきわどいです。
また上の画像は「忍転身」の画像ですが「命懸け」という別の変身もあります。「命懸け」は下着姿になるシンプルな格好です。
実は変身後では攻撃モーションがそれぞれ変更されているので、ただのエロだけでなく結構考えられています。
コスチューム破壊・ぷるぷるフィニッシュ
最近ではスマホゲームなどでよく見かけるようになったコスチューム(衣装)破壊・脱衣ですが、このゲームでもあります。むしろ今作では予想斜め上に作り込んであり、制作陣のほとばしる熱意を感じます。
通常攻撃でもコスチュームは破壊できますが、必殺技を打つことでより効率的に破壊することができます。
そしてフィールドの特定の位置で全ての衣装を破壊すると、「ぷるぷるフィニッシュ」が発動して、上の画像のように相手があられもない姿になります。
「ぷるぷるフィニッシュ」は確かに面白そうだけど、3つか4つくらいだと思うかもしれません。実際にはその数が50個あります。制作陣はよくぞここまで考えましたね。
被りなしの魅力的なキャラクター達
キャラクターゲームなだけあって、登場人物はかなりの数になります。しかも個性も分け、容姿も分けています。みな良いキャラクターでありイヤな人物はいませんでした。
キャラクター数が多ければ多いほど、戦闘モーション・バグなども飛躍的に増えていくので制作陣は相当大変だったと思います。
このゲームのキャラクターの大半は巨乳です。そこを自重せずに作っているため乳揺れは朝飯前です。変身シーンも含めてむしろそういう部分に特化していると言って良いでしょう。
このゲームの楽しむポイントはむしろキャラクター同士のやりとりと言えます。全編フルボイスということもあり、非常に楽しむことができます。
一枚絵などもかなりの数が用意されており、声優代も含めてこのキャラクターゲームを作るのにどれだけ金が飛んだんでしょうね。
自分だけのジオラマを作り、好きなだけじっくりと観察できちゃいます
キャラクターを隅から隅まで見ることができるだけなら、多くのゲームで搭載されています。カグラEVでは上着・スカート・下着なども変更することができ、その数100種類以上も用意されています。
そして変更した衣装で5人同時にジオラマ撮影もできるようになっています。5人バラバラの衣装・ポージングもできるためかなり力を入れています。
またお触りもできるようになっており、キャラクターごとの変化はもちろんのこと、触り続けるとあることが起きます。プレイして確かめてみてください。
キャラクター数も多く、変更可能な衣装もかなりの数があります。同時にバグチェックも相当時間がかかったと想像するには難しくありません。
まとめ ソシャゲよりもお得です。
巨乳の女の子がワイワイガヤガヤするのを楽しむゲームであり、その一点に制作陣は異常に力を入れています。
はっきり言って友達に勧めにくいです。それどころか人にプレイを見せるのすら難しい。しかしこの良さを男ならやればわかると思います。貧乳好きならさすがに宗教の関係で難しいと思いますが・・・。(数人いますけどね)
さすがに家族の前でやる勇者になれなどとは言えませんが、自分1人でゲームをゲームをできる環境であれば是非やってほしいです。
値段も4,000円もせずに買えるため、下手なソシャゲーをやるよりかは安上がりですよ。